こええ、トラウマシーンたち。
こんばんは、ナイチキです。
本日は、自分がトラウマだと感じたシーンを並べる勝手な回になります!
〇学校の怪談3
黒木瞳演じるお母さんが、赤ワンピで、でっかい包丁を研いでいるシーン
金子修介監督作品。赤いワンピは定番ですが、普通に見える赤が滲んでいるようにも見えるんです。この見え方はフィルムの特性なのでしょうが、雰囲気がトラウマ級の怖さを生んでいます。
学校の怪談3自体もおもろいんで見てみてください。2も傑作で和風としたら、3は
洋風を目指したそうです。鏡の中の世界で、主演の前田亜季が前作に続き、天使です。
〇マーズ・アタック!
首だけキスシーン
ティムバートン監督作品。火星からエイリアンが侵略してくるお話なんですが、
全部ヘンテコ。人体実験で、犬の体に首を引っ付けられたり、首同士でキスしたり等
変に衝撃を受ける作品となっています。デザインが特異なので、興味があればぜひ!
〇ヘレディタリー 継承
妹っ!!!
ネタバレになるので、あまり話しませんが、妹の顔の4分の3が大変なことになります。
このカットいきなり出てくるので、頭に残ります。おおっ、、って言ってしまいました。
〇孤狼の血
わいの白子がっ!!
男性陣、悶絶シーンだと思います。なんじゃこりゃ?こうなっての?と逆に見てしまう
感じですが、とっても痛いですね。どこをどうするかってのは、見てのお楽しみで。
〇マトリックス レボリューションズ
将軍の死にざま
でっかい機械の兵隊として戦う顔が濃い将軍が、センチネルの群れにズタボロにされる
シーンですね。これ、ほんとえぐい。ロボットが倒れてから、顔が…ウォシャウィスキーは
時々ほんとグロイことをする。話は変わりますが、マトリックス4やりますね。
予告出てましたが、なんだかマトリックス感がない。もっと重厚感があって、怖いイメージで来るのかなと思ったら、量産されているアクションSFの延長戦みたいになってる印象でした。トリニティが悶絶して分裂するシーン等、なんだこれ感がすごくて、、少し残念。
でも見ます笑
〇犬鳴村
妹さんが上から…のシーン
上から妹が降ってくるシーンがあるんですよ。これは久々にぞっとしましたね。おおっと…ですよ。怖いなって個人的に思うのって、上からふってくる人と目が合うってやつです。怖い。だって、目が合ったらもう、忘れられないでしょう。笑ってたりなんかしたら…怖すぎます。
〇127時間
神経を音で表現。
ダニーボイル監督作品で、ジェームズフランコが崖に挟まってしまう映画。
これ実話なんです。ほんで助かるために、体を傷つけなければならなくなるんですよ。
そのとき、神経がぶっちするのを音で演出しています。歯をくいしばってください。
番外編
メガネ教授がぐっちゃぐちゃ
メガネの自己中キャラのデービッドがゾンビに体をバラバラにされ、
はらわたを食いちぎられるシーンはマジでびっくり。
コメディ映画として見てたから、いきなり来て食ってたポップコーンをリバースしそうになりました笑
以上となります。
もし気になったら観てみてください。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
おうちデートで映画!何を見たらいいんだ!
こんばんは
ナイチキです。
今回は、『おうち映画デート特集』ですよ!
最近は映画見に行くのも大変だなあ、配信でいいかなあ、DVDでいいかなあって方、増えてるんじゃないでしょうか。
今回そんな方々のために状況別にお勧めするおうちデート映画をご紹介いたします。
※効果は個人差ありますので、恋愛状況には責任持てません。
状況① 友達になったばかり、恋人になれたらいいなあ…と思っている状況
『幸せへのキセキ』We Bought a Zoo
これからスタートをきろうと思っている方や傷心して何か癒しが欲しいという方に
お勧めの一本。キャメロン・クロウが実話をベースに仕上げた感動作品です。
ただただ、邦題がダサい。誰じゃこれつけた阿保はというほどダサいタイトルです。
『We Bought a Zoo』で通させていただきますが、お話的には、母親を失った家族が経営難の動物園を購入したというものです。どうやって立て直すのかというドラマあり、恋愛あり
の希望に満ちた作品となります。作品の中に、一歩を踏み出すためのおまじないがありますので、付き合う前の方は、実践してみては?
状況② 友達歴が長く、あと一息で付き合えるかもしれないという状況
『スラムドック・ミリオネア』
ダニー・ボイル監督作品。この映画は運命的な事柄を、長い年月かけて描いている作品なんですよ。幼少期で離ればなれになった男女が、ミリオネアで起こる奇跡によって動かされていくという話になります。どういう話?ってなるかもしれませんが、非常に見ごたえのある作品ですよ。みのもんたは出てないですが、インドパワーが満載のクイズヒューマンドラマとなっています。
状況③ 付き合い立て
『ファイナルガールズ 惨劇のシナリオ』
今作はB級なんですが、映画愛に溢れた作品です。
母親を失った主人公の女の子が、母親が女優時代にでていたスプラッター映画の中に入って、どうやって生き残るかという話なんです。ヒロインはタイッサ・ファーミガというウクライナ系の美人さんです。この人、『死霊館』でおなじみの博士、ヴェラ・ファーミガの妹さんなんですね。とってもきれいな人なんです。個人的には、映画オタク役の人がおもろいです。映画オタクが解決方法を提示したりするとことかワクワクしますよね。
全体的に笑える描き方がされていますので、ワイワイ力を抜いて見てみてください。
状況④ ちょっと倦怠期かもしれない
『ブルーバレンタイン』はやめろ。『ラブアゲイン』だ
倦怠期なのかなあ、そんなとき『ブルーバレンタイン』は見ない方がいいかと思います。
内容は言いませんが、悲しい話なので。もやもやを悪化させる可能性があります。とても現実的な話だからかもしれませんね。
それよりかは『ラブアゲイン』の方をおすすめします。形はどうあれ、ハッピーエンドで、
考え方や受け取り方によっては、ああ、あの時に戻れるのかななんて思ったりして……
それはともかく、話的にも冴えないおっさんがイケメンにけしかけられて変わっていく様など面白い部分が沢山ありますので、観て損はありません。終盤は色々なエピソードが絡み合ってめちゃめちゃになりますので、非常に楽しめるかと思います。
番外編
状況⑤ 失恋してしまったら
ん~失恋後に映画を見るって難しいかもしれませんが、ここでは、自分だけじゃないなと思える方向性の作品をチョイスしていますので、試されるのはありかなと、、
※中には、失恋しているときに暗くなるのを見るのは嫌だという方はやめましょう。
『ONCE ダブリンの街角で』と『500日のサマー』
この2本をチョイスしてみました。とはいっても、この2作はそこまで暗くはありません。
切ないなあってくらいです。どちらの作品にも共通しているのは、音楽が優れているということですね。
『ONCE ダブリンの街角で』に関しては元々バンドに所属していたジョン・カーニー監督が撮っています。『シング・ストリート』等有名ですね。どの作品も耳に残るような曲で、
さすが音楽に精通してる方のセンスだなと思います。脚本としても男女が音楽を通して出会って、それぞれが悩んでいて…とシンプルですが、面白かったので、ほんと天才的です。しかしながら、この監督さんの作品はほっこり切ない結末が多いので、それは嫌だという方は避けてください。※『シングストリート』はそんなことありませんから、
青春映画として見てみてください。
『500日のサマー』は、マーク・ウェブ監督の初期の作品です。
ウェブさんといえば、『アメージング・スパイダーマン』シリーズや『ギフテッド』で有名ですね。この方はPV畑出身の監督さんで、音楽と映像のシンクロがうまいです。
『500日のサマー』にもフルで活用されていると思います。話としてはサマーという魅力的なヒロインに主人公が振り回されていくという話です。可哀そうになりますが、御褒美も要所にあるので、最後はなるほどなとなるかと思います。
元気を出したい、時間が過ぎるのを早めたいという方(ちょっと変な日本語ですみません)に映画を見ることはお勧めです。2本とも楽しめるとは思いますので、観てみてください。
状況⑥ 劇場にて
おしゃれを狙わなくていいんです。今ヒットしているものを見に行きましょう。
現在公開中ですと『竜とそばかす姫』、『フリーガイ』あたりが、お勧めです。いい部分悪い部分、共感点を見つけやすいかなと思います。日本はアニメが最強ですよね。
ハッピーエンドなのかバッドエンドなのかも調べてから観に行った方がいいですよ。
関係性や状況で、プラスに働くかマイナスに働くか変わってくるかと思います。
そして、今までにご紹介した映画に共通することとしては、まずyoutubeで予告編をチェックしてから観ることをお勧めします。
一応、載せておきますね。
『幸せへのキセキ』 映画『幸せへのキセキ』予告編 - YouTube
『スラムドッグ・ミリオネア』 スラムドッグ$ミリオネア 予告編 - YouTube
『ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ』 DVD『ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ』12/2発売! Ryan RyQuick - YouTube
『ラブ・アゲイン』 映画『ラブ・アゲイン』予告編【HD】 11/19(土)公開 - YouTube
『ONCE ダブリンの街角で』『ONCE ダブリンの街角で』予告編 - YouTube
『500日のサマー』 500日のサマー 予告編 - YouTube
『竜とそばかすの姫』 『竜とそばかすの姫』予告2【2021年7月16日(金)公開】 - YouTube
『フリーガイ』映画『フリー・ガイ』本予告【主人公になりたい!ただの人】編 ライアン・レイノルズ主演 8月13日(金)劇場公開 - YouTube
お好みでしたら、是非見てみてください。今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
第3回目『シャン・チー テン・リングスの伝説』
どうも、ナイチキです。ファミチキみたいなノリで訳してみました。
今回、マーベル映画の『シャン・チー』を見てきたので感想を言いたい放題書きます。
若いかりし頃のミキプルーンと若かりし頃の片桐は〇りが、インファナルアフェアと戦う話でした。
もう意味不明な文になっていますが、見ていただくと分かります。
ただ、この映画、インファナルアフェアとの戦いかと思えば、モンスターとの戦いに切り替わるんですね。これも『オールド』と同じく、ん?となってしまいました。
主役の方は、新人さんで小さな役くらいしか出たことがなかったのですが、
今回大抜擢されて、人生が変わったみたいですね。
今作で、とても見どころだと思ったのは、今までのマーベル作品(全て鑑賞済)のビジョンで目新しい部分がいっぱいあったことです。※役者さんも含めて
以下、ネタバレありですのでご注意を
アメリカチックな豪快さと派手なアクションが売りのマーベル映画。今回ももちろん派手なアクションがてんこ盛りなんですが、そこにアジアデザインが入ってくる。カンフー要素もあって今までにないなあ、面白いなと思いながら見ているんですが、設定やストーリーがちょっと分かりづらいのが残念でした。
親父さんがテンリングス?によって、ずっと生きているという設定なんですが、途中、奥さんなる人と出会ってから、箱にしまっちゃうんですよ。でも、一気に老けたりしない、ここらへん雑だなと思い始め、家を出て6年後に主人公が持っているペンダントを追って父親の手下が襲ってくる。これは後に明らかになる、ペンダントが竜の目になっていて、(カリオストロっぽい)奥さんの故郷への地図の手がかりで必要だということなんですね。うんうん、6年もかかっちゃったか…頑張ったなトニーレオン。話は戻りますが、親父さんの部下に襲われてから、片桐は〇りさんに似ている妹からの手紙を基に、妹のアジトに行くんですよ。
そしたら、は〇りは手紙なんか出してないし、中井貴〇さん似のお兄ちゃんなんていらなーいっていうわけですよ。はあ?じゃあ、なんで妹んとこ集まったんだ?誰が手紙だしたんだ?って思いながら話は進んでいきます。ああ、なんか一緒に兄妹を揃えたかったのかと妥協しつつ、とりあえず中井兄と仲のいいオークワフィナ演じる友人を助けるんですね。オーさんはほんと存在感あって、『オーシャンズ8』で、コメディエンヌとしては世界規模な人で、話題作に続々出ている天才俳優の一人です。このコメディセンスが盛り上げているんですが、日本ではスベリがちでした。観客たちはクスクス程度、私もその一人です。もともと、アメリカの劇場のように、拍手が起きたり、笑ったりがないのは日本で当たり前ですよね。(コロナでもっともっと厳しく)『アベンジャーズ エンドゲーム』でヒーロー大集合するシーンで、観客たちが大興奮するリアクション映像がyoutubeにあるんで、観てみてください。向こうの方々は反応が素直で面白いですよ。
話が反れてしまいましたが、このコンビはバスでのアクションシーン、終盤のモンスター合戦が見どころですね。バスの中であんだけ戦う姿、観てて飽きませんでした。
それにしても、カラオケのシーンが2か所あるんですが、これはすごく曲がった見方しちゃいました。なんか俺らって面白いっしょ?っていう制作者側の思惑が見えて、なんだよ?って感じになってしましました。二番煎じ感があって、ジェームズ・ガンなら、もっとスマートに客観的に描いてくれると思うんですが…※めちゃくちゃ引き画で、こいつらのアホさって悲しいだろ的な感じで。しかも2度目は最後の最後に持ってくる。これいいじゃんと思う方もいらっしゃると思いますが、私は下手だなあと思う演出です。やるならもっとドクターの相棒ベネディクト・ウォンが演じるウォンに慣れてない感じを演出すべきじゃないかと。偉そうにすみません。
そして、母親の故郷に父親が攻め入ることになります。※正確に言えば、助けに行ったというとこですか。テン・リングスが魔物の声を導くんですね……いや、なんで?味方の武器じゃないの?その疑問をそのままに、親父さんから中井兄に、あっさり継承されるんですよ。青からオレンジになるだけで、他の説明は一切排除です。ここも雑だなあって見てました。
それに加えて、使いこなしちゃってるし。ドラゴンに乗って戦うとこはかっこよかったですよ。でも、親父さんが敵だったはずなのに、魔物の門をぶっ叩いて魔物を出しちゃってるんですよ。いや、気づこうよトニーさん。もう幻覚に支配されちゃってんのかな?ってこっちが理解するしかないまま、スススと進んでいくんですよ。魔物よりも、もっとトニーが強すぎて手に負えないよってとこが見たかったです。
そんなこんなで、親友のオーさんが弓放って、おししいとこを全部持っていって終息します。この弓を教えた爺さん将軍はカンフーハッスルで太極拳の達人を演じたユン・ワー。この将軍あっけなく死んでしまうんですが、こんにゃくみたいに避けてほしかったですよ。
ラストは、片桐妹が、新たなテン・リングスリーダーになりましたで終わるんですけど、
お前、テン・リングスはめてねえじゃんとなるわけなんです。中井兄と友人オーさんは
ドクターストレンジ相棒ベネディクトのワープでアジトに行って、これからドクターたちと合流する伏線も貼ってますから、今後期待ですが、意味不明な点がいっぱいある映画でした。曲はかっこよかった。海外雑貨が置いてある店でかかってそうな感じで監督の好みなのかなと感じました。『Anderson Paak』 の『Fire in the Sky』って曲です。Youtubeで聞いてみてください。
あんまりマーベル映画が大好き!というわけではないので、客観的に批評しましたが、あー、金返せやレベルの映画ではないので、なんも考えずに楽しみたいという方にうってつけの映画かと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
第2回目『オールド』ヤバいビーチの話
さて、みなさんこんにちは。
本日は2回目、現在公開中の『オールド』について語ります。
ナイト・シャマラン監督最新作ですね。
『ミスターガラス』以来5年ぶり?の待望の新作です。
ナイト・シャマランの映画って評価の高いものと低いものの差が作品ごとに開けてたりするんですが、どの作品もなんか見せてくれそう~ってのが、うまいからヒットしてます。『シックスセンス』のときみたいな映画体験をさせてくれるとお客さんが期待を持っているのかもしれません。
それは観たい要素の抽出のうまさがあるのかなと。
『サイン』でいうと、畑のミステリーサークルは何?もの【ポスターがいい】
『ヴィレッジ』は、みんな大好き村もの
『ハプニング』は、みんな死んでくのなぜもの
『スプリット』は、多重人格怖いねもの
みたいに、お客さんが気を引くようなところをついてくるのがうまい。
今回の設定もとってもシンプルで、『一気に歳とるビーチの話』なんですよ。
今回もツボを押さえてきます。
※以下ネタバレ含みます。
話はほんとシンプルです。ある一家がビーチ行ったら、急に歳を取り始めたみたいな感じです。その中でも、歳を一気に取っていく『変化』が映画的で面白い。子供の方が成長が早いということで、キャストがどんどん変わっていきます。中でも注目は、青年期を演じたアレックス・ウルフ。『ヘレディタリー 継承』という映画で、頼りない長男を演じたのが印象深いです。
ホクロが特徴的で、色んな映画で追いつめられる役が多いですね。(困った顔が似合います)今回もいい感じに追いつめられるんです。長男は、恋人ができて、子供もできたりするんですが、歳取りビーチは甘くありません。中身は子供のままなので、初心な状態のままことが進んでいきます。初心で、よく状況が分からないまま身の回りのことが進んでゆくというズレが、哀れに思わせてくるんですよね。そっかあ…っていう気持ちになりました。
個人的には、年をとっても、ホクロがうっすらあるところがアレックスに合わせたなと感心しました。※それだけアレックスは重宝されてるんですかね。
それとここの家族は、夫婦間に問題があるのですが、時間によってめっちゃ早く進むので、解決までいきます。このビーチに行かなかったら解決してなかったと思うので、いいこともありますね。
そして、今回注目なのは、冒頭から運転手として出てくる監督自身ですね。
今までも、シャマランは映画に登場します。結構ちょい役が多かったのですが、今回は、
重要なミドル級俳優で出ています。
ヒッチコックみたいなことするなと批判されていた時期もありますが、今では、監督が出てくるとクスっと笑ってしまいます。なんだか慣れてきましたし、出たがりな感じが逆に面白いですよ。
冒頭でメッセージもついてるんですけど、もうどんだけ出たいんだよと笑。かわいい監督さんです。
それでもって、シャマラン演じる運転手が黒幕の一員で、実は製薬会社の治験に利用されているビーチだっというオチです。こっちとしてはビーチの謎を期待していたので、『あ、利用する団体がヤバいっていう内容なのね…』とになります。ここの部分がお客さんたちの評価を下げている部分なのかもしれません。※yahooレビューは若干低め……
コロナ時代で、治験問題などがありますのでタイムリーなのかなと思いますが、
観客は、求めているストーリーの点が違うという、このズレが難しいですよね。
ただし、ヒットする『入り』が上手いから観客は見るというからくりですね。満足度はお客さんに任せられるというのは無責任になってしまいますが、作品つくりの難しい点の一つであると感じます。※予告で期待するようなおどろおどろしさみたいなものは、
あまり感じませんでした。
全然納得できないという映画ではないので、観て楽しめるかと思います。途中、同じような画なので、飽きそうになりますが、話の展開がおもろいので持ちこたえるかと!
そういう体験をしてもいいかなと、気になったら観に行ってみて下さい。
今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございます!
第1回目『爆誕!新生スーサイド・スクワッドォォォ!』※ネタバレ箇所あり!表示してあるのでご安心を
最近ブログ始めました、ナイスチキンです。
みなさん、コロナ禍で大変ですが、お元気でしょうか?
さあ、第1回目は、ジェームズ・ガン版の『スーサイド・スクワッド』です!
(※極〇党集合?みたいなタイトルはだっさいんで書きません笑)
もうね、色んなレビュー出ているんですけど…とにかく最高でしたよ!
ほんとタイトルの如く、ちゃんとダークに作品が構成されているところも、さすがジェームズ・ガンでした。※記事後半からネタバレゾーンがありますので、ご注意ください。
そもそも、2016年に公開されたデビッド・エアー版の『スーサイド・スクワッド』とどう違うの?続編なの?という疑問がある方がいらっしゃるかと思います。
登場するキャラも被っている部分もありますが、ほぼ別物だと考えてください。
お話もテイストも全然異なりますし、続編でもありません。
また、エアー版のスースクに関しては、予告編会社のスタッフが編集を担当したのは有名な話です。本編はAmazon primeで見ることができます。(新作公開してるからなのか視聴率が何倍にもなっているみたいですね)
本編途中に人物紹介の字幕が出てきたり(必要ねーだろ)、話が分かりやすく編集はされているのですが、急な友情が始まったり(なんで?)、説得力にかける流れになってしまっています。
もし、気になればご覧になってみてください。ちなみに、予告編は大傑作となっております。※この予告編の評判が良くて、スタジオ側が観客アンケートとって、予告スタッフに編集をやらせたという経緯があります。
日本では、一部の映画監督やスタジオが公開前に観客アンケートを取って、編集を変えるというやり方を行っています。海外ではこのやり方が主流なのですが、そこまで予算がないんでしょうね。
クイーンのボヘミアン・ラプソディとの相性は抜群ですね。
エアーの作品は、スースク前に撮っている「フューリー」や「エンド・オブ・ウォッチ」がおすすめなので、別の回で解説しますね。
話がエアー版解説にそれてしまいましたが、今回のジェームズ版スクワッドは、変な字幕紹介はないし、説得力のない設定もありません。どちらかというとタイトルから連想されるような『スーサイド→自殺→死』というテーマをポップにかつ、グロく描いたね!
という感じです。
なので、もし、エアー版がつまらなかった方は、もっと純粋に楽しめると思うので、是非観に行ってみてください。但し、デートムービーにはおすすめしません。友人同士の方がいいです。グロいですし、苦手な人は、先ほどまで折角いい気分で食べた高級レストランの食材を無駄にするかもしれません。私は、「第九地区」というエビのエイリアン映画を見た後、エビ料理を食いまくっていたほどなので、平気ですが、苦手な人はご注意ですね。
さて、以降ネタバレを含みますから、閲覧注意です。
まず、冒頭の意外性ですよね。だってチームAをアメリカ国旗背景にめちゃめちゃカッコよく登場させて、全員マヌケに殺しちゃうんですもん。まさに『死』をポップに描いています。スタッフロールと共に、一人一人にカメラが追っていくわけですが、ここに流れる曲もポップクールです。
この曲、『the jim carroll band』の『people who died』というタイトルなんですが、死んだ人間?って作品にストライクしてますよね。これが、めちゃくちゃポップに飾ってくれてるんですよね。カメラワークもひと昔前のテレビ中継のようで、臨場感に溢れた動き方をしています。ちなみにこの曲、ヨウツベで聞けますよ。
オープニングは、この映画はこういうもんだよって提示してくれるものなんで、ピッタリな感じでした。
正確な最初のシーンとしては、同監督作品の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に登場する青いおっさん宇宙人ヨンドゥ役を演じたマイケル・ルーカーがボールで鳥をぶっ殺すとこから始めるんですけど(仲いいですよねマイケルとジェームズ)このマイケルは、最後の方まで生き残るのかなと見ていたら、冒頭付近で頭が破裂という笑
なんと愛のある見せ方なんでしょう。ワーナーから、誰を殺してもいいぜって言う風に言われて、これをやってのけるジェームズ、さすがです。
で、チームBが本編で活躍していくんですよね。このメンバーのキャラクター造形、さすがですね。どのキャラも濃いですし、見ていてバランスがとてもいい。ワクワクする要素をもったビジュアルが揃っています。色の配置なども、カラフルなキャラと灰色や黒のダークイメージのミックスメンバ-なので、落ち着いて見られるのかもしれませんね。
ミッションとしては、3つあるわけです。その作戦名の出し方も、そこにあるモチーフを使っててオシャレでしたね。3つとも見応えのある作戦なのですが、『ヒトデ怪獣』の作戦はクライマックスなので、胸アツでした!なんか『大怪獣東京に現わる』に出てくるヒトデ型の宇宙人に影響を受けているそうですが、このヒトデ君は、アメコミ版のスースクの第一弾の立派な敵役で出てきてるそうですよ。どこが基になっているかはさておき、ヒトデの脇っちょからすさまじい数の小さいヒトデ君が出てきたときはキモかったですね。
それらが顔に引っ付いて、大行進してくるのはコメディセンスがあってエドガー・ライト的なセンスを感じました。最後、ラットキャッチャー2が大活躍して、ネズミで攻略って
ジェームズ・ガンの私情が入ってんのかなと思ってしまいました。一旦、ディズニ-マーベルから解雇され、ワーナーに救われ、また『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3』を撮るため再雇用ということで、ネズミさん!ありがとうってことなんでしょうか。
ちなみに、ラットキャッチャー1は、タイカ・ワイティティという『ジョジョ・ラビット』や『マイティソー バトルロイヤル』を撮った映画監督なんですよ。俳優としては『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』や『フリーガイ』等結構がっつり出てる人で、顔も結構特徴的です。多彩な人なんですね。
はい、まとめていきますと、映画館でぜひ見ていただきたいです。ただし、付き合う前のデートムービーでは避けてください。付き合いが長い人はオッケーです。
あとはビックリするのが苦手な方、(私も大きな音の前は耳を塞ぎます)ハーレークインのシーンで一部ビビるとこがありますのでご注意を。ただおもろいんで、テーマパークに遊びに行く感覚で観に行ってみてください。
みなさんの参考になれば幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
引用・参考 パンフレット、ネット記事等
はじめまして!映画甘辛口ヲタクのナイスチキンです!
みなさん、はじめまして、わたくし、映画辛アマヲタクのとナイスチキン申します。
毎年、年間大体400~500本映画を鑑賞し、友達と文句を言いあっている輩です。
辛アマとは、その映画の良いところ悪いところを徹底的に、かつ専門的に紹介していく
ものになります。甘口に辛いことを言うというわけではありません(笑)
詳しく詳細は言えませんが、わたくし、映画業界にいますので、少しだけ玄人よりの
情報をお伝えすることができると思います。
映画選びを間違えたくない!こういう映画もあるんだ!という参考に楽しんで
読んでいただければ幸いです。
ブログ初めてなので、どうぞお手柔らかにアマ口によろしくお願いいたします。
ナイスチキン